短期間で伸ばす意外なリスニング力UPの方法

3ヶ月で英語リスニングを伸ばさなければいけない人のための短期間で伸ばす意外なリスニング力UPの方法~不安なく英語が、しっかりと理解できる~
【SEC英会話スクール】三重県桑名市筒尾1-13-29 tel:0594-32-5048

短期間で伸ばす意外なリスニング力UPの方法2/3

その2.これが盲点!短期間でリスニング力をUPさせるポイント!

二人が短期間で成果をだせたポイントを正確に理解していただくため、ここで、一つだけあなたに質問したいと思います。   

あなたは、読解力をつけようと思ったら、 どんな練習法を思い浮かべますか?

普通、真っ先に浮かぶのは、「読解練習」だと思います。

リスニングについても同じように考えている人が多いと思います。かつての私もその一人でした。

つまり、リスニング力をつけたいのなら、ネイティブの英語をできるだけたくさん聞くこと、すなわち、「聞き取り練習」をたくさん行うことが大切である、と信じて疑わなかったわけです。

しかし、この「聞き取り練習」を自分なりにはそこそこ頑張ってやっているつもりなのに、成果を感じることができないと、嘆く人が多いのではないでしょうか。

そうすると、「まだ聞き取り練習が足りないんだな」と思い、さらに練習をしなくてはと思う人も少なくないとは思うのですが、なにせ時間のない身である以上、一日に取れる時間はどうしても限定されてしまいますよね。

そうこうしているうちに、気が付くと、半年が経ち、1年が経ち、「自分には才能がない」と感じ、だんだんあきらめモードになる人が増えていってしまいます。

私のお勧めの"今までとは全く逆のアプローチ方法"とは、「聞き取り練習が足りない」とか「自分には才能がない」と思う代わりに、リスニング対策のために「聞き取り練習」をする、という"これまでのやり方"そのものを疑うことから始めます。

つまり、リスニング力を伸ばすうえで、聞き取り練習以外に、何か他に、もっと有効で大切な取り組みがあるんじゃないか、と考えてみるのです。

そこで、浮かんだのが、「英語を理解する」ということです。

すわなち、英語のリスニングでは、ネイティブスピーカーがあの独特の発音とスピードで我々には非常に聞き取りにくい話し方をするために、専門家も含めて、多くの人が、英文の「音声」そのものを聞き取る側面ばかりに目をとらわれてしまいがちです。

しかし、リスニングをするうえで同様に重要なことは、彼らの話す英文、英語を、しっかりと素早く「理解する(聞き取った音声を素早くイメージ化する)」ということです。

英文を理解することができる、ということは、書かれた英文が読解できる、ということでもありますが、リスニングでは、読解練習の時とは違い、ネイティブスピーカーが話す速度に合わせて、かなりのスピードで英文を理解していくことが必要ですよね。

書かれた英語なら、自分のペースで、わかりにくい箇所があれば、そこで目を止めて、時間をかけて理解する、ということも可能ですが、リスニングでは、ネイティブの話がこちらの都合に合わせて、速度を緩めたり、止めたりしてくれることがないからです。

このようなスピードの伴った英文への理解ができなければ、どれだけ、聞き取り練習を通じて英語の音声に慣れてみても、英語のリスニング能力は、大きく向上することはないのではないでしょうか。

その3.英語を素早く理解するために!!

それでは、実際に、ネイティブが話すスピードに負けないくらい速く英文を理解できるような能力を身につけるためにはどうしたらいいのでしょうか?  

そのためにはまず、英文の語順に慣れることで、その意味を語順通りに理解できるようになるための取り組みをすることです

英語を素早く理解するために

英文を語順通りに理解できるようになることは、英語リスニングにとって、最大のカギであると言っても過言ではありません。

先程少し触れましたが、書かれた英文なら、わかりにくい箇所があれば、そこで立ち止まって、一旦、文末まで読んでから、また、その箇所に戻ったりして、構文を次第に解明していく、というような"技"を使うことも可能です。

しかし、実際にネイティブが英語を話す際には、英文は、常に「文頭」から「文末」に向けて、逆戻りすることなく、当たり前のことですが、「英文の語順通り」に耳に飛び込んでくるのです。

この時に、書かれた英文を理解する時のような"技"を使う余裕はありませんよね。

そうなると、当然、リスニングをする際には、耳に飛び込んでくる英文の語句を、まさに飛び込んでくる語順通りに理解することができなければ、最終的に意味を把握することが難しくなってきてしまうのです。

それでは、英文を語順通りに理解していく、とは、具体的にどのような状態なのでしょうか?

わかり易くするために書かれた英語で考えてみましょう。下の英文を見てください。

(例文)You won't find the country in the Guiness Book of Records because detailed official birth records only began to be kept there after 1949.

この文を英文の語順通りではなく、日本語の語順に照らして理解する癖のついている人は、英文を一旦、終わりまで全て読んでから、また、前の方に戻りながら、"日本語"として適切な語順で、英語を把握しようとします。

そして、出来上がった「詳細な公式出生記録は1949年以降になってからようやく残され始めたので、その国をギネスブックの中に見つけることはないでしょう」という日本語の語順で意味を理解しようとします。

ところが、このように日本語の語順に直して英語の意味を把握する習慣がついてしまうと、必ず英文を最後まで読んで(聞いて)後ろから前へ"戻り読み"をしないと解釈できなくなってしまいます。

これでは、猛烈な速度で話される英文を、そのスピードのままに理解することは到底無理ですよね。

それに対し、この英文を語順通りに理解できるならどうでしょうか?ちょっと下の図を見てください。

英文の語順通りに英語を理解できるということ

この図で示しましたように、英文の語順通りに英語を理解できるということは、英語の意味を日本語の完成した文章に置き換えなくても把握できる、ということでもあります。

しかも、図2と図1を比較してみればわかるように、図2では、日本語の語順におきかえるプロセスが少ない分だけ、英語を理解するのに要する時間も、相当に短縮することができるはずなのです。

理解に要する時間が短縮されるということは、英語を聞きながら、同時に、その内容を理解していくことができるようにもなるわけです。

言い換えれば、英文の意味を即座にイメージとして理解できるようになる状態です。

このように、ネイティブの話す速度にも負けないくらいに"速い"頭の回転スピードを身につけ英文を理解していくこと。このスピードこそが、あなたのリスニングを大幅に上達させることにとって真に大切な要素なのです。

そして、この聞き取った英語を素早く理解していくための練習をすることこそが、今のあなたに本当に求められている取り組みなのではないでしょうか?

それでは、実際に、英文を語順通りに素早く理解していけるようにするための具体的な取り組みとはどのようなものでしょうか?

なんか、ものすごく手間がかかって、難しいことをやらなくてはいけないような印象があるかもしれませんが、これが、そうでもないのです。意外な程にシンプルで時間もかからないやり方なのです。よろしければ次ページをご覧ください。

>>前のページへ戻る