「SEC式英語筋力増!教材 」通信講座 ご質問への回答集

教材へのご質問回答集【SEC英会話スクール】三重県桑名市筒尾1-13-29

教材へのご質問回答集

【ご質問への回答集とは】

こちらでは、今まで本教材テキスト内に登場する単語や文法などに関する、生徒の皆様からのご質問、そしてそれらに対する回答を紹介させていただいております。

テキストを進めていく上で疑問に思われた点がありましたら、こちらを是非ご参照ください。

2か月目8週目2日目

質問

あっという間に → ほんの少し後に a moment later となっていますが、このセンテンスに限らず、”あっという間に”と言う意味でa moment later は一般的な表現なのでしょうか?

答え

この場合は、その前の before とセットで使用することで、「ほんの少し後に~する前に」という 表現にすることで、日本語の「あっという間に」を表しているんですね。

一言で「あっという間」という表現をしたいときは、in a moment, in a second など の言い方がありますね。

2か月目8週目2日目

質問

課題文3で "飛行機は滑走路を猛烈な勢いで加速し" が "飛行機は滑走路を下手へすばやく加速した" となり、英文では "the plane accelerated swiftly down the runway" となっていますが、何故加速する のが "下手へ"(down) となるのでしょうか?

答え

ここで使用されている down は「何か道のようなものに沿って、遠くのある地点まで」という意味で用いられています。

下手という言葉で表現しようとしたことは、話者の視点から飛行機がその地点へ向かって離れていく、というニュアンス を出したかったのですね。

2か月目8週目2日目

質問

①飛行機は、滑走路を猛烈な勢いで加速し、あっという間に離陸した。

⇒and then the plane accelerated swiftly / down the runway / ( before leaving ) the ground / a moment later.

この、laterが、いまいち、つかめないのですが・・・ acceleratedにかかるのなら、laterは不要のように思うのですが、 文の流れはa moment later⇒ leaving なのでしょうか?

答え

この辺りの時間の流れを掴むのは少し難しいですよね。 音声解説でも少し触れていますが、ここは英語では事象の発生を逆にしています。

日本文では、「飛行機は、滑走路を猛烈な勢いで加速し」という事象が先に起こり、 「あっという間に離陸した」という事象が後に続きます。 英文の場合、「the plane accelerated swiftly down the runway 」と日本文と同じく 加速の部分を先の事象として出していますが、その次に「before leaving the ground a moment later」と、離陸をする前に、という表現で日本文では出てこなかった before を使っています。

今回の later は、「少し後に離陸をする前に」という訳となり、a moment later で 1つと捉えるといいでしょうね。この a moment later はその前部、leaving the ground にかかっています。

2か月目8週目2日目

質問

彼らが座っている時はいつでも→ whenever they were seated となっていますが、なぜ受身なのでしょうか?

座らされているいう意味なら whenever they were made to seated になると思うのですが。

答え

seat という動詞は他動詞で「座らせる」という意味があり 受動態にすることで「座っている」という意味になるんですね。

2か月目8週目3日目

質問

前の文で「beef stew」とされていたのが、二回目には the がついている点についてです。

今まで会話の中で、ビーフシチューにはa もthe も付けないで話して来ましたが、繰り返しになる場合は the を付けると解釈して良いのでしょうか?

また辛口の赤ワインにも a がついていますが、ここでは液体の赤ワインでなく、メニュー上の赤ワインだから a がついていると思えば良いのでしょうか。

答え

いわゆる冠詞というもので、日本語にはない概念なので、 日本人にとって理解しづらいものとしてよく言われます。

a と the の違いはイメージで捉えると使いやすいかもしれません。

a は「ぼんやり」、the は「カッチリ」という感じですね。

一般的なこと、特に焦点が当たってないものを a で表し、特定のこと、 もしくは当事者がお互いにすでに知っていること、周知していることは the を使います。

ですから、会話の中で始めて登場したものには a を付け、その後繰り返し 登場する際には the を使うんですね。

課題文での使い分けは、話者がその言葉を発する時に、どっちのイメージを 持って話しているかで判断しているとお考えくださいませ。

そしてもう1つ確認する必要があるのが、可算、不可算名詞です。

英語は基本的に、名詞には必ず冠詞を付けます。

例外なのは、不可算名詞の 場合です。この場合、数えられないので a を付けません。 ご指摘の赤ワインを指す red は 可算、不可算どちらでも使用可能なため 今回は可算名詞と使い、a をつけているんですね。

通常、液体などの形のない ものは不可算として使う場合が多いのですが、小山さんのご指摘のとおり、 この場合、話者がメニュー上のワインを1つと捉え可算にした可能性もあります。

どちらにしましても、可算、不可算どちらでもOKな名詞の場合、どちらを使うかは 話者の判断によるんですね。

2か月目8週目3日目

質問

課題文7の "ビールをたくさん飲みすぎた" の飲んだの部分が "had" で表現されていますが、"食べる"や"飲む"に "eat"や"drink"を使わずに、常に "have" を使って表現しても良いのですか?

答え

特に問題ありませんね。 have と eat/drink の違いは、後者の方がよりその動作に焦点が合っている というところにあります。

eat であれば食べる行為、drinkであれば飲む行為に焦点が合っており、haveの場合は、 何かを摂食しているという、少し目線を高くしたようなニュアンスがありますね。

2か月目8週目4日目

質問

課題文9の "...looked exactly like a girlfriend he used to go out with..." の "girlfriend" と "he" の間には関係代名詞が省略されているのですか?

答え

おっしゃるとおり、ここには who (whom)が隠れていますね。

2か月目8週目4日目

質問

課題文8の "the instant he saw her face" の "instant" と "he" の間には関係代名詞か関係副詞が省略されているのですか?

答え

この場合の the instant は if や when などのような接続詞として使われています。 ~した瞬間、と訳してもらう形ですね。