教材へのご質問回答集
【ご質問への回答集とは】
こちらでは、今まで本教材テキスト内に登場する単語や文法などに関する、生徒の皆様からのご質問、そしてそれらに対する回答を紹介させていただいております。
テキストを進めていく上で疑問に思われた点がありましたら、こちらを是非ご参照ください。
2か月目7週目1日目 | 質問Lisa was walking around the duty-free shopping area which was overcrowded with tourists who had also finished the embarkation procedure. この文章は関係代名詞が連続していますが、このような用法はよくあることなのでしょうか? どのくらいの連続なら自然なんでしょうか? 答え関係代名詞が続けて使用されて、文が長くなるケースは結構見られます。 これは小説、雑誌、新聞などの読み物でよく見られますが、口語の場合、3つも4つも 関係代名詞を使い、長く文を続けることは好まれないようです。 どのくらいの連続が自然という定義はありませんが、課題文のように1文に2つ使用されている 英文は結構見受けられますね。 |
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2か月目7週目2日目 | 質問私達が大学生だった時私はあなたと同じサークルに所属していた…という部分でback が使われています。 この前後には何かが省略されているのでしょうか? さかのぼって…という意味合いを強める為に入れた語なのでしょうか? 答えこれは「過去のある時期」を表します。 通常は back in 1998 / back in my school days などのようにin と繋げることが多いのですが、今回のように when を使った接続詞節にも使うことが可能なんですね。 backを省いても十分意味は通るのですが、ここでは強調として使われているとお考えくださいませ。 |
2か月目7週目3日目 | 質問because I might be able to pressure you into giving me a discount on the channel make-up I want to buy のところですが、 to give me a discount ~やregarding to giving me~などが思いつき,前置詞intoが使われる理由がわかりません 答え前置詞の使い方、本当に難しいですよね。 基本的にはそれぞれに動詞との相性があり、それを覚えていく作業になるのですが、前置詞そのもののイメージを捉えることで、それを覚える際の一助になると思います。 「into」は外から内へ入っていく、という方向のイメージがある前置詞です。 このイメージから「別の状態からある状態に入る」→「変化」を表すイメージへと派生するようです。 今回の場合、you にプレッシャーを与えることで、giving me a discount の状態に変化させている、と捉えるようですね。 |
2か月目7週目3日目 | 質問私が欲しいシャネルの化粧品への値引きを私に与えるように into giving me a discount on the channel make-up I want to buy のところで、シャネル”への”部分で前置詞on が使われている理由がわかりません。 for, to やabout が思いつきます。 答えこれは前置詞のイメージから考える必要があるようですね。 「on」のイメージは「接触」、つまり「くっついている」ということです。 例えば an apple on the desk というと「机の上のりんご」となりますが、 これは机にりんごが「くっついている」というイメージからonが使われています。 このように on には「接触」イメージがあり、これから「方向」のイメージが 派生しているようです。 apple が desk へ向かってくっついている、という 感じでしょうか。 ということで、on には「~に向かって、~に対して」という対象物を後に置く ような使い方ができるんですね。 課題文の場合で言うと、シャネルに対する discount というイメージで on が使われています。 ご指摘のように、for でも about でも意味は問題なく通じると思いますが、on の 接触のイメージがこの場合には一番合う、ということなのでしょうね。 |
2か月目7週目4日目 | 質問課題文12 「held it over to Lisa’s nose.」の解説をお願いいたします。 特に、「hold over」、「to」の箇所を中心にお願いいたします。 答えここは、陳列棚にある1つの香水を たけしが取り、リサの顔にそれを近づける、というところです。 hold には、~を手に持ち、それを一定の場所で維持する、という イメージがあります。 この場合、陳列棚からとった香水をまず、 彼の手に持ち、それを彼女の鼻のところで維持していると捉える といいですね。 over と to はそれぞれその状況を表すのに使用されています。 over は~の向こうに、to は方向をそれぞれ表す前置詞なので、 それらを組み合わせて、顔に近づけた、というニュアンスを 出している、とお考えくださいませ。 |