「SEC式英語筋力増!教材 」通信講座 ご質問への回答集

教材へのご質問回答集【SEC英会話スクール】三重県桑名市筒尾1-13-29

教材へのご質問回答集

【ご質問への回答集とは】

こちらでは、今まで本教材テキスト内に登場する単語や文法などに関する、生徒の皆様からのご質問、そしてそれらに対する回答を紹介させていただいております。

テキストを進めていく上で疑問に思われた点がありましたら、こちらを是非ご参照ください。

1か月目3週目1日目

質問

課題文1の"私はあなたに話したい"が"I would like to talk to you"なのに、課題文3の"私はあなたに聞きたい"が"I would like to ask you"と、同じ"あなたに~したい"にも関わらず、何故youの前に"to"が入ったり入らなかったりするのでしょうか?

答え

これは使用されている動詞が自動詞、もしくは他動詞であるか、によって変わってくるんですね。

前者の talk は自動詞と呼ばれ、その後に動作の対象を示すには前置詞を必要とします。

それに対し、後者の ask は他動詞と呼ばれ動作の対象をそのまま目的語として後ろにとることができるんですね。

ただこれらのような基本動詞に関しましては、あまり難しく考えずにこのような言い方が普通なんだ、と割り切って覚えてしまわれた方が良いかと考えます。

ちなみに2つの動詞ともにそれぞれ自動詞、他動詞になりえますが、本文ではそれぞれ上記のように使用されていますね。

1か月目3週目2日目

質問

文6 の「調べたの?」について、checked it through? とありますが、 checked it と checked it through? の違いについて教えてください。

答え

このthroughには completely というニュアンスが含まれているため、「きちんと調べる」という意味を含めているんですね。

1か月目3週目2日目

質問

it totally depends on the way / you will arrange your duties you will arrange your duties は the way に掛かりますが thatが省略されているのですか?

もう少し詳しく教えて下さい。

答え

この場合の the way は how に言い換えることができます。

疑問詞を使った、いわゆる間接疑問という形をとっています。

例えば、I know what you mean. の what you mean は「あなたが何を意図しているのか?→あなたが意図していること」という意味となり、know の目的語として働いています。

how ( the way ) you will arrange your duties は「あなたがどのようにして自分の仕事を手配するのか→あなたの仕事の手配の仕方」となり、depends on の on の目的語になっていますね。

1か月目3週目2日目

質問

If it is possible I would really appreciate it. 上の文のwouldの用法は何ですか?

willよりも丁寧な意思を表しているとかですかね、、、。 この文が仮定法ならIf節のisがwasにならないといけないと思うんですが。

答え

たしかにwould could は理解に困りますよね。

まず過去時制を使うことによるニュアンスの違いの説明をさせていただきます。

基本的に過去時制を使う時というのは、言う内容が過去の出来事の場合ですよね。

しかし現在のことにおいてもこの過去時制を使う場合があります。

それは、控えめ、もしくは丁寧な表現をしたいときなのですね。

ではなぜ過去時制を使うとそんな丁寧な表現になるのか?

といいますと、それは過去時制が持つ距離感が影響していると考えられます。

過去の出来事というのは、現在から見ると遠く離れた存在のように感じます。それはいわゆる隔たりであり距離がある、ということですね。

この距離感が、控えめな、丁寧な表現ということとよくマッチするんですね。

ですから模範解答も、would を使うことでその丁寧さを強調しているのですね。

1か月目3週目3日目

質問

the exhibition held on the 4th of August could be an issue. 上の文のcouldは可能性を表していると思うんですが、canを使うこともできますか?

もし使えるなら単純にcouldはcanより丁寧と考えれば良いでしょうか?

答え

これは過去時制を使うことで、控えめな表現にしています。

「問題になりうる」という意味ですが、can とのその意味の強さの関係はcan > could となり、 could の方がより控えめな表現といえます。

ですので、canを使うことももちろん可能ですが、この場合上司と話しをしているということや、その可能性自体の程度に合わせて could を選んでいるとお考えくださいませ。

1か月目3週目3日目

質問

Mr. Yamada said he will take care of it というところでなぜwillが使われているのでしょうか?

この文は間接話法だと思われるので時制の一致でwould とはならないのでしょうか?

答え

たしかに時制の一致という原則をあてはめますと、would にする必要がありますね。

この課題文の場合、would でも問題ありません。

しかしネイティブが英語を話す時、このように時制の一致が崩れてしまうことが多々あります。

これは単純に過去に起こった時のことを報告する場合、時制の一致を使うのに対し、話者が伝えたい内容に対し強い想いがある時には、時制をその話者が決定して表現する、という時制を飛び越えた表現をするからなのです。

例えば、 He told me that Keiko was getting married.と He told me that Keiko is getting married. という文章では、後者の方が「ケイコが結婚するんだ」ということに驚いていたり、強い想いがあるために is と現在形を使っていると考えます。

課題文では 「彼が面倒みてくれるんです」ということを、単なる報告ではなく、強く言っているために現在形を使用しているんですね。

1か月目3週目3日目

質問

⑧の wiil take care of it

⑩の he is going to be all right

⑪の I will make through

この~だろうと言う使い方で、will, be going to の使い分けについて教えて下さい。

答え

この未来形ですが、それぞれにイメージがあります。

will は「ひらめき」、be going to は「流れ」です。

少しイメージしづらいかもしれませんので、例文でご説明します。

A: I'm going to Hawaii next week. I'm very excited. B: Really? That sounds great!. I will go there, too.

どちらも未来のことを話しているのですが、それぞれニュアンスが違います。

Aはすでに予定は決まっており、おそらくチケットの予約、パスポートの確認、など着々とそれにむけ準備がなされているような感じを受けます。

すでにハワイへ行くという目的の「流れ」にのっている、というイメージです。

対してBは、Aのハワイ行きを聞き、衝動的に行こうと決めた、「ひらめき」でそれを決めた感じをうけます。

その場で未来に行なうことを判断する、というイメージですね。

以上のようにそれぞれイメージはあるのですが、実際の英会話では、それほど厳密に 使い分ける必要もないと思います。

1か月目3週目4日目

質問

1-3-4  Besides, Ms. Suzuki, who has already experienced so many of our eventsの so many of our events の of について伺いたいのですが・・・ 辞書の例文には、If I didn't have so many depts,(もしこんなに多くの借金がなければ・・・)というふうに manyの後に of が入っていません。使い方の違いが分りません

答え

たしかにこのof は使い分けが難しいですよね。

今回の場合特に使い分けということはなく、our many events / many of our events のどちらでもいいのですが、後者の方は many が代名詞として使われているんですね。

many を前に出すことで、その数の方に注目をさせたい気持ちがある、ともいえますね。

1か月目3週目4日目

質問

文13 ここの Ms. Suzuki will be assisting himの未来進行形の文は、通常ならMs. Suzuki will assist himでも問題ないと思うのですが、やはり躍動感を伝えるネイティブ的な表現なのでしょうか?

また、他にもどういうときにこの未来進行形の表現はよく使用されるのでしょうか?

日本語では使い分けないような表現なので、解説お願いします。

答え

おっしゃるとおり、ここでは、未来のある地点で「鈴木さんが彼をアシストしている」というイメージをより動きの見える、鮮明なものとして表現するために進行形という形を使っているんですね。

ご指摘のあるMs. Suzuki will assist himとの違いは、話者がフォーカスしている時間帯の長さにあると思います。

進行形を使うことで、まさにアシストをしている短い時間を指すのに対し、通常の未来形の場合、その事象が起こるであろうという事実を単に述べているようなイメージに感じられます。

これより、どの形を借りて表現するかは話者の判断によるところが大きいことが分かりますね。

一時性や短い時間帯、躍動感などを強調して表現したい場合は進行形を使うということですね。

1か月目3週目5日目

質問

文17 I trust you. By the way, I was just wondering if you are planning to travel overseas and trying to dodge the peak travel time in the Obon holidays. "I was just wondering / if "の婉曲表現の後の"if you are planning "の時制の扱い方がわかりません。

答え

主節の動詞が過去時制の場合、従属節も過去形にするというのがいわゆる、時制の一致という原則ですね。

しかし、今回のように時制の一致を受けずに表現されることは結構あるんですね。今回のこの箇所は、焦点が現在に当たっていると考えてみてください。

なぜ焦点を現在に合わしているのかというと、現在に合わすことでその部分を強調しているためなんですね。

課題文では、I was just wondering よりも you are planning を強調し「今まさに~している」というニュアンスを出しているんですね。