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これまではとは大きく発想を変えた取り組みで予想以上に短期間で上達の壁を乗り越えてしまった河野さんですが、日々の学習時間そのものはそれほど変わっていないと言います。 一言で言えば、取り組み内容が、これまでの"受身型"とは対照的に、"自発的(能動的)"であるという点だと思います。 つまり、従来の"聞き取り"型の練習は、前述しましたようにネイティブの"発音"に慣れるために、受身的にとにかく長時間、「英語を聞く」ことに徹するタイプの方法でした。 このやり方を昔、某大手英会話スクールが「イングリッシュ・シャワー」と呼びましたが、それは確かに英語の音に慣れ、そのいろいろと複雑な発音のルールに対しての認識を深めるという点では、まさに"王道"を行く不変の方法であると思います。 ところが、イングリッシュ・シャワーを続けていても、どうしてもあるレベル以上から上達しない、という人がたくさんいることもまた事実なのです。 私はある時、その理由が、 つまり、あなたの英語の聞き取りへの苦手意識は、実は、自分が聞き取った英語の"意味"をネイティブが話す速度に合わせて理解していく力が不足していたことが原因だったのかもしれないわけです。 この英語の意味に対しての"素早い理解"こそが、リスニングの"本当の要点"だったのです。
音読というと、あなたは「話す能力」を高めるための練習として、むしろ思い浮かべるかもしれません。 この音読という練習、古くはカリスマ的同時通訳者の先生から、最近では話題の小学校の校長先生に至るまで、多くの提唱者に支えられて、すっかり世間に定着した感がありますよね。
「該当する英文を声に出し、リズム良く、発音に気をつけながら、途中で詰まったり言いよどんだりしないようになるまで、何度でも繰り返し、読んでいく」と、このようなイメージではないでしょうか? とにかく、音読というのは、"声を出す"ことが重要なのだから、何十回、いや、何百回とただ声を出していくことにこそ意義がある、こう主張される人も多いことでしょう。 私は別に、「正しい音読法」を知っていて、それを説明しましょうなどと大それたことをしたいわけではありません。 工夫次第では、そんなに何度も何度も声が枯れるまで繰り返す手間をかける必要もなくなるかもしれないのです。 前述の河野さんが行ったやり方は、一口で言えば、 最近、私の教室では、河野さん以外にも多くの受講生達がこの"工夫を加えた"音読に取り組み始めています。 では、いったい、なぜ、この音読がリスニング力の養成に効果をもたらすのでしょう? <<前のページへ |
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